mercari(メルカリ)を賢く活用する”8つのポイント”【初心者～中級者向け】
「中古品」と「美品」の違いは？
欲しい物を探していて、同じ物がたくさん見つかって迷ったら、できるだけ未使用品に近い物を選びましょう。なぜなら、使用感は人によって違い、売る人にはそれほど汚れていないように見えても、受け取ってもたら汚れが気になるといったことがあるからです。
「新品・未使用」と書かれている商品であれば、汚れや傷は付いていないので、受け取ったときにがっかりすることはありません。もちろん、汚れや傷があっても気にならない場合は、値段の安い物を選んでも構いません。
「相場」や「定価」より金額が高い場合は選ばない方が無難
mercari(メルカリ)では、高い物はあまり売れないため、安い値段で売っています。しかし、中には儲けようとして相場より高く設定して売る人もいます。同じ商品がいくつもある場合は、他の商品の値段も見て、相場より高い物は買わないようにしましょう。
また、新品の場合は「楽天市場」(http://www.rakuten.co.jp/)や「Amazon」(https://www.amazon.co.jp/)などの商品と比較して、それらの送料を入れた額より高い物は選ばないようにしましょう。
“過去に取引した人のコメント”を見て選ぶ
mercari(メルカリ)では、取引後に評価を付けることになっていて、それと一緒に御礼や感想などを書きます。どの人から買えば良いか迷ったら、過去に取引した人のコメントを見て、「大変満足です」、「思ったより状態が良かったです」などのコメントがたくさんある人から買いましょう。
そうすれば、失敗することはありません。
■評価一覧から過去の取引を見て参考にしましょう
▲過去に買った人のコメントを見て判断する
商品の受け取り方
「発送方法」は商品や売る人によってそれぞれ違う
商品は売る人の手元にあるので、購入があったら売る人から買う人へ直接送ります。送り方は、普通郵便や宅配便などいろいろありますが、品物を売り出す段階で、売る人がその商品のサイズや重さをはかり、適した配送方法を決めます。
一般的に小物類や洋服など、小さな物や薄手の物は自宅の郵便ポストに投函され、ポストに入らない物は郵便配達員や宅配業者のドライバーが手渡しします。
商品が売れたら”コンビニ”からも送れる
商品はいつ売れるかわかりません。もしかしたら、会社で仕事をしているときかもしれません。家に帰ってから郵便局や宅配業者へ持ち込もうと思っても、すでに閉まっています。翌朝送ろうと思っても、出勤しなければならないので、そうはいきません。そのような時はどうしますか？
実はコンビニからも送る事ができるのです。コンビニなら24時間営業しているところもあるので、夜中でも受け付けてもらえます。
“集荷サービス”を利用すれば自宅まで来てくれる
コンビニに出向くのが難しい人には、「宅配業者の自宅集荷」を使う手があります。
例えば、ヤマト運輸の場合は、ホームページや電話で集荷の依頼をすると、ドライバーが指定した日時に取りに来てくれます。また、宅配ロッカーがあるマンションの場合は、ロッカーに入れて送れるサービスもあります。これなら忙しい人でも手短に送れるでしょう。
■インターネットから集荷を依頼する事もできる「ヤマト運輸」(http://www.kuronekoyamato.co.jp/top.html)
▲ヤマト運輸では自宅に取りに来てくれます
送料は「売る人が負担する場合」と「買う人が負担する場合」がある
mercari(メルカリ)では”売る側”が負担することが多い
ネットショップで買い物をするとき、たいていの場合は送料が別になっているので、買う人は商品価格に送料を足して払わなければなりません。そのため、「予算をオーバーしてしまった」というのは良くあることです。
ところがmercari(メルカリ)は、送料は売る人が負担する場合が多いので、買う人は表示されている金額を払うだけで済みます。ただし、買う人が送料を払う商品も混ざっているので、どちらになっているかを確認する必要があります。
“大きい商品”は購入者側が送料を負担する事が多い
A4サイズの封筒で送れるような小さな物は、全国どこへ送っても送料は変わりませんが、ベビーカーやテレビなど大きい商品は宅配便を使うため、送り先によって配送料金が異なります。
例えば、東京から神奈川に送る場合と、東京から北海道へ送る料金は、かなり違ってきます。そのため、送料込みではあまり売られていません。そのような場合は、着払いの方法を使い、商品の到着時に購入者がドライバーに送料を払います。
「商品代金」と「送料」を分けて受け取る事はできない！
商品の金額と分けて送料だけを振り込んでもらったり、現金で送ってもらったりなどはできません。これらは、mercari(メルカリ)を通さないお金のやり取りになり、トラブルが起きやすいので禁止されています。
送料分をもらいたい場合は、送料を足した金額で売らなければいけません。
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「mercari(メルカリ)特有のルール」とは？
「利用者が作った独自ルール」があるがmercari(メルカリ)では認められていないため要注意！
時々、「●●専用」、「即購入禁止」などと書かれている商品があります。これらはmercari(メルカリ)利用者が作った「独自ルール」と呼ばれているものです。mercari(メルカリ)が始まった頃から利用者が独自に作ってきたルールで、最近でもまだ使っている人もいます。
しかし、mercari(メルカリ)では独自にルールを作ることを認めていません。かといって、その独自ルールを守らないことでトラブルになるのは避けたいので、そのような商品には手を出さない方が賢明です。
■独自ルールの例「●●様専用」
▲独自ルールは認められていない。
その他の「独自ルール」
mercari(メルカリ)を使うと独自ルールの表示を目にすることがあると思います。そこで、よく見かける独自ルールを下記にまとめてみました。実は、これらのルールをmercari(メルカリ)は認めていません。とは言っても実際に使っている人達もいるので、それぞれに意味は覚えておきましょう
「●●様専用」・・・その人専用の商品という意味。誰かと交渉中の時などに使われる。
「いきなり購入禁止」「即購入禁止」・・・「購入前にコメントを入れてから買ってください」という意味。
「コメ逃げ禁止」「質問逃げ禁止・・・質問に答えたにもかかわらず、返答しないことを禁止するという意味。
「値下げ交渉禁止」・・・「値下げをお願いするのは止めてください」という意味。
「いいね！禁止」「いいね！不要」・・・「購入の意思がないなら「いいね！」を押さないでください」という意味。
「プロフ必読」・・・「私のプロフィール画面を必ず見てください」という意味。
「●●様専用」の商品は買っても良いの？
独自ルールでよく見かけるのは、「●●様専用」と書かれた商品です。これは、特定の人と値段を交渉していたり、取り置きをしている商品であることを意味しています。しかし、mercari(メルカリ)が公式に決めているルールではないため、誰でも購入できてしまいます。
そのため、専用商品を別の人が買ってしまったことによって、トラブルが起きることもあります。もし専用商品を見かけたら、買わない様にした方が無難です。
「値段交渉」はOKだが「取り置き」や「直接取引」はNG
「値段交渉」はOK
「これ欲しいけれど、ちょっと高いな」、「もう少し安くならないかな」と思ったときには、安くしてもらえるように、売っている人に値段を交渉してみましょう。値段の交渉は、mercari(メルカリ)で認められていて、自由に行って良いことになっています。
極端に安くなければ、値下げしてくれる人も多いです。ただし、値段を交渉している間に他の人が買ってしまう事もあるので、本当に欲しい商品なら早めに買っておいた方が良いでしょう。
なお、「値下げ交渉禁止」(独自ルール)と書いてある場合は、交渉しない方が無難です。
「取り置き」はサポート対象外
欲しい物が見つかって買おうと思ったものの、「お給料日前でお金がない」、「他の商品と迷っている」といったときに、「少し待ってください」とお願いしたくなるかもしれません。
しかし、mercari(メルカリ)では、最初に購入を完了した人がその商品を手に入れることになっているので、取り置きを推奨していません。取り置きによってトラブルが生じてもmercari(メルカリ)は対応してくれないので注意しましょう。
もし、売る側の立場で取り置きをお願いされたら、「ごめんなさい。お取り置きはできません。」と返答して構いません。
■mercari(メルカリ)ガイド＞よくある質問と答え＞取り置きをお願いされた
▲取り置きはサポート対象外です。
「直接取引」は禁止
mercari(メルカリ)に出した商品を、mercari(メルカリ)を通さずに売買することは禁止されています。例えば、購入代金を口座振り込みや現金書留、代引き(代金と引き換えに商品を受け取る方法)などの支払いにすることは、mercari(メルカリ)の外でのやり取りになるので禁止されています。
また、他のサイトへ誘導して売買を行ったり、直接会って商品を手渡しすることもできません。
■mercari(メルカリ)ガイド＞よくある質問と答え＞直接取引をお願いされた
▲直接取引は禁止しています。
「キャンセル」や「返品」はできるの？
基本的にはキャンセルはできない
商品の購入を完了したら、基本的にはキャンセルできません。購入と同時に売る人に通知がいき、すぐに発送の準備に入る場合もあるからです。常に持ち歩いているスマホを使っての取引だからこそ、対応が早いのです。
ただし、発送予定日を大幅に過ぎても売った人からの連絡がない場合や商品が発送されない場合は、取引画面に、mercari(メルカリ)事務局に連絡するためのボタンが表示されるので、そこからキャンセル願いを出す事ができます。
3日以上経っても”支払い”が無い場合は売る側がキャンセルできる
反対に売る人は、買った人に代金を払ってもらえない場合、商品が購入された日の翌々日の24時からキャンセルができます。その際、購入者が病気や事故などなんらかの事情で払えない環境にあることも考えられるので、すぐにキャンセルせず、一旦購入者に連絡してからにしましょう。
「不良品」や「偽物」は返品OK
商品が届いたものの、「動かなかった」、「偽物が届いた」、「説明と違う商品が届いた」といた場合は、売った人に返品できます。相手に状態を伝えて、どのように返品したら良いかを相談して決めましょう。
返金が必要になた場合は、事務局に連絡すれば対応してもらえます。このような場合も慌てないで対応すれば大丈夫です。
mercari(メルカリ)では売ってはいけないもの
法律で禁止されている商品は販売できない
「パロディ」、「●●風」といった模倣品や海賊版の販売は、商標や意匠、著作権などの知的財産権侵害となり、刑事罰の対象となります。そのような商品が売られていないか、mercari(メルカリ)は24時間体制でチェックしていて、見つけたら削除しています。
その他、化粧品や香水などの小分け販売や商標権の無断使用なども法律で禁止されているので売る事はできません。下記にmercari(メルカリ)内で禁止している商品と併せて確認し、うっかり売る事がないようにしましょう。
また、万が一このような商品を見かけたら購入しないようにしましょう。
mercari(メルカリ)で禁止されている商品
実はmercari(メルカリ)で販売が禁止されている商品を、知らない(確認しないで)で出してしまう人が実際にいます。例えば、「福袋」など中身がわからない商品は、mercari(メルカリ)では売ることができません。売るときは中身を記載し、商品の写真を入れて売る必要があります。
また、レディース用下着類やクリーニング済でない学生服・制服、iTunesカードやAmazonギフト券なども販売禁止です。
■mercari(メルカリ)で禁止されている主な商品
※mercari(メルカリ)ガイド＞ルールとマナー＞禁止されている出品物を参照。
●福袋(内包される商品の名称、写真がない物)
●試作品(商品サンプル)の記載がないオーダーメイド品
●18禁、アダルト関連
●レディース用下着類
●メンズ、ベビー、キッズ用下着類(新品は出品可)
●ブルマ、スクール水着類
●クリーニング済でない学生服、制服
●たばこ
●危険物(花火や火薬を使用した商品なども含む)
●個人情報
●取り寄せが必要な商品
●宣伝、捜し物の品
●実態のないサービス(ゲームアカウントなど)
●開封済み、賞味期限が切れる食品
●保健所許可や営業許可のない食品
●サプリメント類
●生き物、希少動物の部位を用いた商品
●医薬品
●カラーコンタクト、コンタクト
●許認可のない手作りコスメ(乳液、石鹸、シャンプーなど)
●現行紙幣
●転売目的で得たとされるチケット
●オンラインギフト券(iTunsカード、Amazonギフト券など)
●商品券、小切手、宝くじなどの金券類
●領収書や公的証明書類
そもそも「転売」って何？
著しく高い金額での「転売」はNG
他人から買った商品を自分の商品として売ることを転売といいます。mercari(メルカリ)の規約では、mercari(メルカリ)で購入した商品を、mercari(メルカリ)で著しく高い金額で販売することは禁止されています。
しかし、mercari(メルカリ)意外で買ったものやmercari(メルカリ)以外で販売して利益を得る場合、その利益が多くても問題ありません。注意すべきはmercari(メルカリ)で買ったものをmercari(メルカリ)で売る場合です。
ただし、買った商品のサイズが合わなかった場合などのやむを得ない理由がある場合は転売できます。その際、送料や手数料程度を上乗せして売ることは認められています。
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［最終更新日］2016/7/10
