PancakeSwap(パンケーキスワップ)の手数料負けとは？
パンケーキスワップとは、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号資産ではなく、ビナンススマートチェーン（BSC）というブロックチェーン上で動く暗号資産を交換できる分散型取引所（DEX）の事を言います。
パンケーキスワップでは、流動性プールと呼ばれる仮想通貨のペアに資金を供給することで、取引に必要な流動性を確保し、その対価として手数料の一部を受け取ることができます。
しかし、この流動性プールに参加することにはリスクもあります。その一つが手数料負けです。
手数料負けとは、流動性プールに供給した仮想通貨の価値が変動した際に、その変動分よりも受け取る手数料が少なくなってしまうことです。
例えば、ある流動性プールにAコインとBコインを同じ額ずつ供給したとします。
その後、Aコインの価格が上昇しました。この場合、流動性プールのバランスを保つために、自動的にAコインがBコインに交換されます。
しかし、この交換の際には0.2%の手数料が発生します。
つまり、Aコインの価格上昇分よりも多くのAコインを失ってしまうことになります。これが手数料負けです。
「手数料負け」しない為の具体的な対策！
対策1
流動性プールに参加する前に、そのペアの仮想通貨の相関関係や価格変動幅を調べること。
相関関係が高くて価格変動幅が小さいペアは手数料負けしやすくなります！
対策2
流動性プールから離脱するタイミングを見極めること。
仮想通貨の価格が急激に変化した場合は早めに離脱することがおすすめです！
対策3
手数料収入以外の報酬も考慮すること。
パンケーキスワップでは、流動性プール参加者に対してCAKEトークンやSYRUPトークンなどの報酬も支払われます。これらのトークンは将来的な値上がりや利回り向上の可能性もあります！
以上がパンケーキスワップで手数料負けしない為の回避方法です。パンケーキスワップは高い利回りや多彩なサービスを提供していますが、それだけではなくリスクも把握しておく必要があります。必ず自己責任で参加するようにしましょう。
