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「キーワード」を見極める




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購買意欲が高い人のキーワード

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情報を探している人が入力するキーワードは、大きく三つの行動パターンに分けることができます。

一つ目は、「する」という行動パターンです。具体的には、商品を買う、資料請求をする、求人情報に申し込む、ゲームをする、動画を見る、といった「何かの行動を起こす」ための検索キーワードです。

商品を買う場合なら、「お取り寄せ 通販」や「美白化粧品 購入」といったキーワードになります。また、「SE 転職」や「中古マンション 見学会」といったキーワードも、検索ユーザー(その商品やサービスを必要としている人)が検索した後に、何かしらの行動を起こすことを考えて検索されているキーワードになります。特徴としては、検索した後に、「行動すること」が前提となっているキーワードです。

二つ目は、「知る」という行動パターンです。街中で見かけたブランド名を、その名前や起用されている芸能人をヒントに調べたり、ネット上で話題になっているニュースの詳細を調べたりと、「詳しい情報を知る」ことが目的で検索されているキーワードです。

街で見かけたブランドの名前を調べるなら、「バッグ ミランダカー スタッズ」といったキーワードで情報を探します。この行動パターンのキーワードの特徴は、「情報を集める」ことが目的となっているという事です。

三つ目は、「行く」という行動パターンです。具体的には、Yahoo!のホームページを見に行きたい、Facebook(フェイスブック)にログインしたい、YouTubeで動画を見たい、といった「自分が行きたいホームページやブログ決まっている」のが前提で検索されているという事です。「行く」ことが前提で検索されている場合は、そのホームページやブログの固有名詞で検索されることがほとんどです。Yahoo!JAPANのポータルサイトに行きたければ、「ヤフー」か「Yahoo」で検索されるでしょう。この行動パターンの特徴は、「特定のホームページやブログに興味がある」という前提で検索されていることです。

 

購買意欲が高い人はどういうキーワードを入力するか?

キーワードには三つの行動パターンがありますが、この中でも特にビジネスを大きくする上で狙ったほうが良いキーワードがあります。それは「する」に分類されるキーワードです。「する」に分類されるキーワードとは、他の行動パターンのキーワードに比べてユーザー(検索している人)の購買意欲が高いキーワードです。

そもそもユーザー(検索している人)が検索をする目的は、訪れたホームページやブログで何かしらの行動を「すぐ」に起こすことにあります。ECサイト(ネットショップ)を運営しているのであれば、「通販」や「購入」と関連づけたキーワードを選ぶと売上げに直結しやすいでしょう。また、「する」に分類されるキーワードの中には、パッと見では別の行動パターンと思われるようなキーワードもあります。

例えば「激安」といったキーワードと関連づけたキーワードは、値段が安い商品を探しているように見えるので、「知る」に分類されそうに感じますが、これは実は「する」に分類されるキーワードです。正確にいうと、どちらの行動パターンも含んでいるキーワードになりますが、「激安」というキーワードには安いものを探している中でも、特に安さを重視するキーワードになります。そのため、ユーザー(検索している人)が納得できる価格の商品であれば、その瞬間に購入に結びつく可能性が高いキーワードなのです。

■購買意欲の高いキーワードの例
・中古バイク 査定(下取り価格を知りたい、下取りして欲しい)
・新車 購入(購入価格を知りたい、購入したい)
・リフォーム 見積もり(必要な予算を知りたい、リフォームしたい)
・四柱推命 占い 料金(運勢を知りたい、占って欲しい)
・ホテル 予約(宿泊予約をしたい、宿泊したい)
・フィットネスクラブ 入会(入会方法を知りたい、入会したい)
・ダイエット食品 通販(購入したい)
・税理士 相談(相談したい、問題を解決したい)
・水漏れ 修理(修理を依頼したい)

ユーザー(検索した人)が何らかの「行動を起こすこと」を前提で検索するキーワードは、ユーザー(検索した人)の購入意欲が高い、つまり対価を支払う予定でいると判断できます。

 

「ビッグキーワード」ではなく「ミドルキーワード」と「スモールキーワード」を狙う

検索エンジンからの集客を効果的にビジネスにつなげるには、キーワードの選び方が重要であることは何度も強調してきました。しかし、その特徴を知らずにキーワードを選ぶというのも、なかなか難しいものです。

中国の軍略家である孫子も言っています。「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず。敵を知らずして、己を知れば、一勝一負す。敵を知らず、己を知らざれば、戦うごとに必ずあやうし」相手のことを知り、自分のことを知れば負けることがないという意味ですが、自分のビジネスに精通しているだけでは検索市場では勝つことはできません。検索市場で売上げを伸ばしていくには、ユーザー(検索している人)のことを知る必要があるし、ユーザー(検索している人)のことを知るための手がかりであるキーワードの特徴について知っておく必要があります。

キーワードについて深く知れば知るほど、自分のビジネスを大きくするためのキーワードを選ぶことも簡単にできるようになります。ここでは、検索市場でビジネスを成功させるためのポイントであるキーワードの特徴について説明していきます。

まずはじめに、キーワードは大きく分けると『ビッグキーワード』『ミドルキーワード』『スモールキーワード(ニッチキーワード)』の三種類に分類することができます。このキーワードの分類の仕方は、ユーザー(検索している人)がキーワードを検索する回数の多さで分けられています。

 

ビッグキーワードとは?

ビッグキーワードとは、多くの人が検索している(重要が多い)キーワードのことを指します。月間で100,000回(1日平均約3,330回)以上検索されていれば、ビッグキーワードと呼んでも良いでしょう。非常に需要のあるキーワードなので、キーワード名を聞けばほとんどの人がその意味をすぐに理解できます。例をあげると、「クレジットカード」や「住宅ローン」がビッグキーワードになります。Google Adwordsのキーワードプランナーという、キーワードごとの月間の平均検索回数を調べることができるツールで調べるてみると、「住宅ローン」が135,000回(1日平均4,500回)、「クレジットカード」が201,000回(1日平均6,700回)も一ヶ月間に平均で検索されており、たくさんの人に毎月検索されていることがわかります。

また、一般的には知られていないキーワードでも、特定の業界の中ではよく知られているキーワードをビッグキーワードとして扱う場合もあります。例えば「アドセンス」や「アフィリエイト」といったキーワードは、一般的なキーワードではありません。「アドセンス」は60,500回(1日平均約217回)、「アフィリエイト」は90,500回(1日平均約3,017回)の平均検索回数がありますが、住宅ローンやクレジットカードに比べれば少ない平均検索回数です。しかし、インターネットビジネスで収入を得ている人達の間では、知っていて当たり前のキーワードです。

一般的に通じるキーワードと、一般的ではないけれども特定の業界では通じるメジャーなキーワードが、ビッグキーワードだと認識しておきましょう。

■検索される回数によるキーワードの分類と特徴
①ビッグキーワード:検索エンジンで情報を得るために、多くの人が検索しているキーワード。現在では、月間平均で100,000回以上検索されているキーワードはビッグキーワードと呼んで差し支えない。ほとんどが一語のキーワードだが、二語以上を組み合わせたビッグキーワードもある。

②ミドルキーワード:ビッグキーワードほどではないが、頻繁に検索されているキーワード。ビッグキーワードに、もう一語を付け足した複合キーワードの状態であることが多い。

③スモールキーワード:別名「ニッチキーワード」とも呼ばれる。検索窓に打ち込まれることが少ない。ただし、あくまでも人数が「打ち込む人が少ない」だけであって、その少人数が高い購買意欲を持っていれば、成約単価も高くなり絶好の狙い目となる。

ビッグキーワードの一番の特徴は、検索回数が多いことです。多くの人が知っているキーワードなので、検索する人はとりあえず何か調べようと思った時に、まずビッグキーワードを検索窓に打ち込んで情報を捜す傾向があります。ただ、ビッグキーワードはとりあえず調べようと思った時に打ち込まれることが多いため、検索回数自体は多いのですが、検索した人がどんな情報を探しているのかが明確ではありません。

例えば、「クレジットカード」というキーワードであれば、検索した人はクレジットカードを作りたいから「クレジットカード」と検索をしているのでしょうが、いつまでにカードを作りたいのかが全くわかりません。また、どの会社のクレジットカードを作りたいのか?何の為にクレジットカードを作りたいのかも分かりません。

ビッグキーワードは多くの人が検索するキーワードなので、色々な人の思いや考えが含まれているキーワードなのです。そのため、ビッグキーワードを狙う場合は、具体的に自分がどんな商品や情報を提供できるのかを明確に打ち出す必要があります。

また、成約に繋げることができるビッグキーワードは、広告エリアや検索結果の上位表示も大企業が多いため、簡単には割って入る事ができないので、これから検索市場でビジネスをやっていこうと考えている場合、中小企業や個人で上位表示を実現するのは難しいキーワードになります。上位表示をさせるには多くの時間と多くの資金がかかるので、はじめはビッグキーワードを狙うことは避けたほうが、費用対効果を踏まえた上でも無難でしょう。

 

ミドルキーワードとは?

ミドルキーワードとは、現状では定義が少し曖昧な部分があります。ビッグキーワードほど検索されておらず、後述するスモールキーワードよりも検索されているキーワード、という認識で問題ありませんが、一つ重要なポイントがあります。それは、ビッグキーワードに何らかの一語を加えて複合キーワードにする事により、途端にミドルキーワードになる、という点です。

つまり、ビッグキーワードだけでの勝負ではライバルが多すぎるけれど、何らかの語句を加えて複合キーワードにする事により、途端にライバルが減り、アクセスを集めやすくなるという事です。

また、複合キーワードは二語以上の語句で構成されているので、ビッグキーワードよりも検索している人がどんな情報を探しているのかが明確になります。例えば、「クレジットカード」に関連したミドルキーワードをあげると、「クレジットカード ポイント」「クレジットカード 年会費無料」といったキーワードになります。

どちらのキーワードも、「クレジットカード」よりも、検索した人がどんな情報を探しているのかが明確になっています。「クレジットカード ポイント」と検索している人に対しては、クレジットカードの利用可能上限額や年間手数料の情報を記載するよりも、どういうポイントがつくのか?どういう店舗で使えるのか?どれくらいのポイントがつくのか?の情報を記載したほうが申込み(成約)には結びつきやすいでしょう。わざわざ「クレジットカード ポイント」と検索している人は、普段の買い物では必ずポイントカードを作り、現金での買い物もより有効にポイントを貯めたい!と考えている可能性があります。

検索エンジンの市場でビジネスを成功させるには、キーワードを見て、検索している人は何を思い、どんな気持ちで検索をしているのかを考えることが大切です。キーワードの単語数が増えれば増えるほど、ユーザー(検索している人)がどんなことを考えているのかがわかりやすくなります。その点で、ミドルキーワードはビッグキーワードよりも、ユーザー(検索している人)の意図がキーワードから読みやすい特徴があります。 

また、Google Adwordsのキーワードプランナーで見ると、平均検索回数も「クレジットカード ポイント」であれば月間平均3,600回(1日平均120回)あり、ビッグキーワードに比べれば一気に落ちますが、全く需要が無いわけではないので、攻略の仕方によっては十分成約へと結びつけることが出来ます。ただ、近年はビッグキーワードでは参入できなかった競合他社が、ミドルキーワードで上位表示を目指して参入しています。そのため、ビッグキーワード以上に参入が難しいミドルキーワードも増えているので、取り組む場合はしっかりと分析をする様にしましょう。

ミドルキーワードで上位に表示させたい場合は、しっかりと競合の強さを調べてから参入しないと、費用対効果が見合わないので気をつけましょう。

 

スモールキーワード(ニッチキーワード)とは?

スモールキーワードとは、「ニッチキーワード」とも呼ばれますが、意味は同じです。検索される回数が少ないキーワードの総称で、非常にマニアックなジャンルの専門用語などに多く見られます。また、ビッグキーワードに二語以上の語句を加えて作成した複合キーワードも検索回数は激減するので、スモールキーワードに分類されるケースもあります。

ここでは、「検索される回数が少ない=需要が少ない」キーワードと認識しておいても良いでしょう。クレジットカード関連のスモールキーワードは、「クレジットカード ポイント イオン」といった三単語以上のキーワードや、「イオンモールでクレジットカードを使いポイントを貯める方法」といった文章として検索されているキーワードになります。

ですが実は、スモールキーワードは、ビジネスに直結しやすいキーワードが山のようにあります。それに競合他社も少ないので、上位に表示させやすいのが特徴です。スモールキーワードの検索回数は、ビッグキーワード、ミドルキーワードに比べて圧倒的に少なく、「クレジットカード ポイント イオン」は月間平均検索回数は10回しかありません。しかし、これから検索エンジンの市場に参入しようと考えていたり、ホームページやブログから売上げが上がっていない中小企業や個人ほど、スモールキーワードを狙っていくべきです。

ビッグキーワードやミドルキーワードを狙ったほうが検索エンジンの市場としては大きいので、売上げが上がりやすいですがその反面、競合他社(ライバル)が多く掲載単価が高くなっているため上位に表示するのが難しいのが現状です。まだ検索エンジンの市場で業績がふるわない企業や個人ほど、小さくても確実に売上げが上がるところで勝負しましょう。

スモールキーワードで確実に売上げが上がるようになってから、ミドルキーワードやビッグキーワードを狙っていけばいいのです。それが検索エンジンの市場で確実に自分のビジネスを伸ばしていく方法になります。

 

■ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワード

「キーワード」を見極める

 

ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの例

「キーワード」を見極める

月間平均検索回数が100,000回以上のキーワードを「ビッグキーワード」、月間平均検索回数が1,000回以上、100,000回未満のキーワードを「ミドルキーワード」、月間平均検索数が1,000回未満のキーワードを「スモールキーワード」という。

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PVを増やしたければ「検索回数が多いキーワード」、売上げを増やしたければ「購買意欲の高いキーワード」を狙う

ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの中で、ビジネスチャンスが最も多いのは「ミドルキーワード」か、又は「スモールキーワード」です。ビッグキーワードは、検索される回数は多い(全体的な需要は多い)のですが、それだけに、その需要を狙ったライバルも非常に多いわけです。ビッグキーワードでライバルと勝負しようとするなら、そのぶん多くの資金(広告費)を用意しなければいけません。

そこで、「ミドルキーワード」「スモールキーワード」に狙いを定めることになります。特に、二語、三語を組み合わせて構成された「複合キーワード」こそ、検索需要があるにもかかわらずライバルが少ない可能性があるキーワードで、キーワード探しをする上での大本命と言っても良いでしょう。たとえ検索される回数が少ないキーワードでも、「購入意欲が高いキーワード」であれば、十分にビジネスとして稼げる(成約に結び付けられる)キーワードとなるのです。

 

検索回数と売上げ(成約数)はイコールではない

勘違いしてはいけないのが、検索回数が少なくても売上げが小さいということは無いということです。月間平均検索回数が100にも満たない検索キーワードから、数千万円の売上げが上がった事例もあります。

もう少し身近な事例で例えると、とある整骨院の先生は、「症状名+整体+地域名」のキーワードだけで毎月100万円以上の売上げを出しています。この整骨院でやっていることは、「整体」という語句に、症状の名前と、整骨院がある地域の名前を組み合わせたキーワードを作り、その複合キーワードをホームページやブログのタイトルやメタディスクリプションに含ませて関連ページを量産する(たくさん作る)だけですが、これだけでも、ホームページやブログを通じての来客(お客さん)が激増しています。

その他にも、リスティング広告とSEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)の両方にも取り組んでいますが、リスティング広告の広告費用は毎月三万円も使っていません。大事なのは、どうやって自分のビジネスに合ったキーワードを選び、それをどうすればできるだけ早く上位に表示させる事ができるかです。

そして複合キーワードには、類似キーワードのバリエーションが無限にあります。一度売上げが上がるキーワードのパターンがわかれば、複合キーワードを構成している語句の一部を変化させるだけで、微妙に意味合いの違うキーワード、つまり「異なるニーズを抱えた検索ユーザー」にも対応することができるようになるのです。

例えば、「カラーリング 美容室 東京」の「東京」の部分を、他の地域名である「青山」や「明大前」などに変え、異なるニーズにも対応できます。青山周辺でカラーリングができる美容室を探している人にも、明大前周辺でカラーリングができる美容室を探している人にも、地域名を変更するだけで対応ができるわけです。「カラーリング 美容室」というメインのキーワードを変化させなければ、売上げが上がるキーワードのパターンからも外れることはありません。

このような、複合キーワードの一部を変化させてキーワードのバリエーションを増やす考え方(切り口)は、後ほど詳しく解説していきます。また、メインのキーワードと組み合わせて初めて効果があらわれる「サブキーワード」についても、後ほど解説していきます。

 

■キーワードのバリエーションを増やす
①エリア名で増やす
・新宿 カプセルホテル
・新橋 カプセルホテル
・大阪 カプセルホテル
・沖縄 カプセルホテル

②症状名で増やす
・脇腹痛 原因
・偏頭痛 原因
・全身のだるみ 原因
・腰痛 原因

③サービス名で増やす
・ビデオレンタル
・ブランド品レンタル
・着物レンタル
・車レンタル

④類義語を増やす
・プログラマー 転職
・プログラマー 求人
・プログラマー 就職
・プログラマー 求人情報

複合キーワードの一部を変化させるだけで、有効なキーワードがどんどんと増えていきます。より購買意欲が高く、ライバルの少ないキーワードを探す場合も、キーワードの数だけページを作成してロングテールを狙う場合も必須の作業となります。なお、複数のキーワードを組み合わせる場合には、キーワードとキーワードの間にスペースを入れるのを忘れないようにしましょう。

 

複合キーワードを狙う時は検索している人の「本当の目的」を考える

複合キーワードには、検索エンジンのユーザーの目的が明確にあらわれます。「クレジットカード 年会費 無料」というキーワードであれば、競合他社(ライバル)に比べて明らかに高額な年会費がかかるクレジットカードの申込みを薦めていたら、売上げ(成約)につながりにくいことは一目瞭然です。「クレジットカード 年会費 無料」と検索している人は、できるだけ年会費のかからないクレジットカードを作りたいと思っているからです。

ただ、複合キーワードは意図が明確になっているので、検索している人が何を考えて検索しているのかを考えずに、キーワードの言葉そのままの意味でしか見ない人がいます。先ほどの「クレジットカード 年会費 無料」というキーワードは、キーワードだけを見ると、「年会費が無料のクレジットカードを探している」とユーザー(検索している人)が考えていると読み取れます。

キーワードの捉え方としては間違ってはいませんが、検索している人の気持ちを少し考えてみると、また違った読み方をする事もできます。例えば、なぜ年会費が無料のクレジットカードを探しているのかを考えてみてください。おそらく、買いたいものがあるけど何かしらの理由で現金での購入よりもクレジットカードでの購入の方がその人にとってメリットがある、でも余計な出費は抑えたいから年会費は無料のものが良い。と考えいると推測できます。

では、年会費のかからないクレジットカードの情報をただひたすら自分のホームページやブログに載せておくだけで、ユーザー(検索している人)は飛ぶようにそのクレジットカードを申し込んでくれるでしょうか?

ここで考えなければいけないことは「ユーザー(検索している人)の本当の目的」です。「クレジットカード 年会費 無料」と検索している人の一番の目的は「クレジットカードを使う上でのメリットを得ること」です。決して「年会費がかからないクレジットカードを作ること」が目的ではありません。自分のホームページやブログにどんなに多くの、年会費のかからないクレジットカードの情報を載せたとしても、ユーザー(検索している人)がメリットを得られると思えなければ、その商品は絶対に買ってくれません(申し込んでくれません)。

このように、どんな商品を売る場合でも、また、どんなWebサイトに集客する場合でも、ユーザー(検索している人)の「本当の目的」を推察し、その目的を達成するためのキーワードを用意することで、そのキーワードは初めて「稼げる(成約に繋がる)キーワード」になるのです。

そもそも、このようなユーザー(お客さん)は、クレジットカードを使う上でのメリットばかりを求めているわけではありません。内心、物を買うことに人一倍慎重なタイプなのです。自分が損をしたくないという考えがあるので、損をしないという基準として、買い物をする上でのプラスアルファのメリットにこだわっているのです。しかし、自分が求めるもの、「クレジットカード 年会費 無料」なら「メリットを得られる」ということに対して、効果が期待できて、メリットを得られると感じてもらえることができれば、ユーザー(お客さん)は損はしないと考えます。そこに何かしらの「お得感」を感じることができれば、ユーザー(お客さん)は年会費が有料だとしても申し込むでしょう。

 

世の中では日々新しいキーワードが生まれている

毎日、新しいキーワードがありとあらゆる分野で生まれています。例えば、年末には流行語大賞が決まりますが、毎年まったく違う言葉が選ばれています。検索エンジンも同じように、その年で一番検索されたキーワードをランキング形式で発表していますが、やはり毎年、さまざまなキーワードがランクインされています。

キーワードの中には、同じ商品なのに名称が異なるキーワードもあります。特にファッション系のキーワードに、この傾向があります。例えば、「レギンス」と「スパッツ」、「シュミーズ」と「キャミソール」といったように、同じ商品でも時代によって名称が異なるものです。

同じ商品なのに名称が違うキーワードは、もう一度、その商品を流行らせるために名前を変える手法がとられることによって起きることがままあります。またキーワードの名称は同じでも、キーワードの持つ意味が変わってしまう場合もあります。

例えば「電話」というキーワードで考えて見ましょう。今なら電話といえば、スマートフォンやiPhone、もしくはフィーチャーフォン(ガラケー)のことを指します。しかし、一昔前の電話といえば、自宅の固定電話や公衆電話ことを指していました。特に公衆電話は、街中のいたるところにあった気がします。ですが、今ではすっかりと街中から姿を消してしまいました。

 

■同じ商品でも名称が異なるキーワードがある
レギンス⇔スパッツ
シュミーズ⇔キャミソール
ジーンズ⇔デニム
厚底サンダル⇔プラットフォームサンダル
バンドエイド⇔絆創膏
大葉⇔シソの葉

複数の呼び名を持つ商品は意外と多い。特にファッション関連の商品は、過去に流行した商品の名称を変えて販売し、再ブームを起こす手法が頻繁に行われています。

 

新しいキーワードの見つけ方

キーワードは、時間の流れとともに新しいキーワードが生まれたり呼び方や意味が変わっていくことは頻繁に起きています。もちろん、キーワードの中にはずっと同じ名称と意味のままのものもあります。また時代背景によってはキーワードの持つ意味が変わったり、そもそも検索自体がされなくなるものもあります。このような変化にいち早く対応するためにも、常に新しいキーワードに対するアンテナを張り巡らしておく必要があります。

検索エンジンの市場で自分のビジネスを大きくするためには、「今」という時間軸でキーワードを選ぶことは大切です。ただし、「今」という時間軸だけに囚われてしまうと、これから売上げが伸びていきそうな新しいキーワードを取りこぼしてしまうかもしれません。たとえ「今」はあまり検索されていないキーワードであっても、雑誌やテレビでよく見かけるようになれば、そのキーワードは「未来」という時間軸では、売上げが上がるキーワードになるかもしれません。そういう新しく生まれてきたキーワードは、まだ誰も押さえていない可能性が高いので、少しでも早く気づくことができたらいち早く押さえて、上位に表示させるための対策に取り組むべきです。

「未来」の時間軸で見た場合のキーワードは、競合(ライバル)が気づいていないか、気づいていたとしても未だ対策を行っていない可能性が高いので、簡単に上位に表示させることができるというメリットがあります。新しく生まれたキーワードで先に上位に表示させることができていれば、そのキーワードがメジャーになった時に、先行者利益を得ることが可能になります。また、他の競合(ライバル)が気が付いて本格的な対策をはじめたとしても、自分のホームページやブログのほうがいち早く対策をしていることで、既に上位に表示されている検索結果の順位をひっくり返すのを難しくすることができるようになります。先行者利益を得つつ、キーワードでの参入障壁を高め、利益を守ることができるのです。

 

■意味が変化したキーワード

「キーワード」を見極める

技術の進歩や流行の変化により、キーワードの意味そのものが変化してしまうことがよくあります。こうした違いは世代別、地域別で特に大きくなるので、ターゲットユーザー(検索している人)を正確に見極め、どんなキーワードを入力するのかを予測することが大切になります。

 

時代が変化し続ける限り、言葉(キーワード)も増え続ける

無限にキーワードがあるかと言われれば、検索キーワードはいつか検索し尽くされてしまうのではないかと、心配になるかもしれません。ただ、キーワードが検索し尽くされて新しいキーワードが生まれず、狙えるキーワードが無くなるかというと、そういう事はありません。

検索エンジンの市場では、毎日検索されているキーワードのうち、「二割は、今までに一度も検索されたことがないキーワード」と言われています。普段、自分自身が検索しているキーワードはほとんど同じだと思っていても、他のユーザーはあなたが全く知らないキーワードを検索しており、毎日新しい検索キーワードが生まれ、増え続けているのです。新しい検索キーワードが生まれ続けているという事は、あなたのビジネスに直結するキーワードも必ず生まれています。

また、検索エンジンが登場して10年以上が経ちますが、何かわからないことがあれば、まずは検索して調べるという習慣が日常化しています。最近では、スマートフォンが急速に普及したことにより、検索する回数もさらに増えています。Googleは、ここ数年でスマートフォンからの検索回数が数倍に増えており、パソコンよりもスマートフォンで検索する回数のほうが多くなっていると発表しています。

スマートフォンの登場が、今までパソコンを使っての検索をしていなかった人たちの、検索エンジンの市場に参加するきっかけにもなっているわけです。自宅にパソコンがなくても、スマートフォンでインターネットをしているという人が増えています。

 

スマートフォンからの検索機会が増えている

スマートフォン(iPhone)から検索する場合は、自分の現在地に関連した検索を行う傾向にあります。地図検索を行ったり、飲み会の後の二次会の会場となるお店を探すために、近隣のお店を検索するなどのケースです。そして、パソコンでお店を予約する場合は、メールでの問い合わせをすることがほとんどですが、スマートフォン(iPhone)の場合は、直接お店に電話をして、その場で予約をすることができます。

又、スマートフォン(iPhone)は常に手元にあり、気軽に検索をすることができるため、学校や仕事に向かう移動中の時間帯に検索される傾向もあります。スマートフォン(iPhone)とパソコンの両方を持っている人は、スマートフォン(iPhone)で自分が調べたいことを、前もって簡単に調べておき、自宅に帰ってからパソコンでじっくりと調べることができるわけです。

一部のキーワードの市場では、競争が激しくなっているために今から取り組む場合はビッグキーワードでの参入は難しいでしょう。しかし、検索エンジンの市場自体はどんどんと大きくなっているので、わざわざ参入が難しいキーワードを選ぶ必要はありません。それこそキーワードが無限にあるミドルキーワードスモールキーワードを中心に、検索エンジンの市場でビジネスを展開していけば良いだけなのです。

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