稼げるキーワードの探し方
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キーワードを選ぶにあたり、まず決めなければいけないことがあります。それは「自分の強み(他の人には出来ない事)」と「ターゲットユーザー(利用してもらいたい人)」を明確にすることです。
自社(自分)の商品について、何をいまさらと思われるかもしれませんが、あらためてどんな強み(他の人には出来ない事)があるのかを確認してみると、これまでネットマーケティングで主張してこなかった強み、アピールポイントが必ず出てくるものです。また、こうした強み(他の人には出来ない事)が増えれば増えるほど、それを必要とするターゲットユーザー(お客さん)が増えるのはいうまでもありません。この作業は、販売促進を考える際、あらゆるビジネスで必要になる基本の第一歩です。
そもそもビジネスとは、「需要」と「供給」で成り立っています。需要がなくなれば供給する先がなくなるので、ビジネスは成り立たなくなります。検索エンジンの市場では、キーワードは「需要」です。キーワードには、ユーザー(検索している人)が自分の欲求を満たしたいという気持ちが込められています。どのようなキーワードが打ち込まれるかによって、ユーザー(検索している人)の需要が明らかになり、検索された回数がそのまま市場の大きさとなります。
あなたがもし、これから起業しようとしているのであれば、キーワードの需要からビジネスを考えて、提供するサービスや商品を決めることも可能ですが、ほとんどの人はビジネスをはじめており、いまさら検索需要に合わせてビジネスを転換するというのは現実的ではありません。となると、自分のビジネスで提供できる商品やサービスを、インターネット上で探している(必要としている)人たちに向けて提供するしかないわけで、自分の商品やサービスを必要としている人に届けるためにキーワードを決めていくことになります。
自分の商品やサービスを必要としている人に届けるためのキーワードを探す作業は、重要な事ですが、自分の商品やサービスの特徴やメリットがはっきりしていないと、正確なターゲットユーザー像(必要としている人のイメージ)や、ターゲットユーザー(必要としている人)が検索エンジンに打ち込む際のキーワードが何かを探すことはできません。
自分の強み(他の人には出来ないこと)は何かを考える
最初に、提供する商品とサービスの強みをあらためて確認してみましょう。この場合、商品やサービスの特徴メリットを具体的に掘り下げていきます。
強みは自分が決めるものではなく、ターゲットユーザー(それを利用する人)から見た時に、自分の持っているものが競合他社(他の人)と比較して一番だと思われるものが強みです。また、強みとは相対的なものです。自分が戦う市場の中にいる競合他社(他の人)と比較して一番になれるものがあれば、それは強みになります。地方でビジネスを展開していた場合、大都市の競合他社に負けていたとしても、別に問題ありません。あくまで、同じ地方でビジネスを展開している競合他社よりも勝っていればいいのです。
それでは、どうやって自分の強みを洗い出していけばいいのでしょうか？はじめにやることは、自分が得意としていること、自分ができることを全て書き出すという作業です。そしてその次に、自分がビジネスをやっている市場の競合他社(他の人)が、どんなことを得意としているのかを調べます。
自分と競合他社(他の人)、それぞれの強みを調べた後は、競合他社(他の人)よりも自分が勝っていると思う点、また、競合他社(他の人)にはなくて自分にあるものをリストアップしていきましょう。自分と競合他社(他の人)を比較した後に残っているものが、自分の強みとなります。
ただし、もう一点だけ気をつけなければいけないのは、自分の強みはあくまでお客さんとなる「ターゲットユーザー(利用者)が欲しがっているもの」であることです。例えば、ビジネスとして美容室を経営していた、カラーリングで綺麗な色をだせるのが自分の強みだとします。美容室に来る人の中にはカラーリングを目的としている人もいるので、これを強みにすることは間違っていません。しかし、趣味で取得した漢字検定1級を、他の競合他社にはない自分の強みにできるかというと、これは難しいものがあるでしょう。
そもそも美容室に来る人が求めているのは、あくまで綺麗なカラーリングをする事により得られる「何かしらのメリット」を得ることで、難しい漢字を教えてもらう必要はないのです。顧客となるターゲットユーザー(利用者)が求めていないものを自分のビジネスの強みとするのは間違っているので、その点は注意するようにしてください。
■キーワードの探し方
検索エンジンの仕組みを理解している人は、ほぼ無意識にキーワードの選び方や探し方がイメージできるはずです。なので、一見簡単に見えますが、本当に難しいのは「キーワードの掘り下げ方」です。誰でも思いつくキーワードから出発して掘り下げていき、「ターゲットユーザー(利用者)は思いつくけど競合他社(他の人)がイメージできないキーワード」を探しだす。これが「稼げる(成約に繋がる)キーワード」となるわけです。
自分の商品やサービスを必要としている人をイメージする
自分の商品やサービスの強みを確認した後は、ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)を決めていきましょう。ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)を決めるということは、ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)以外の人には、貴方の商品やサービスには興味を持ってもらわなくても良いということです。ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)以外の人を無視するような考えはおかしい！と思うかもしれませんが、そもそもターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)を決めないということは、すべてのユーザー(※他の人)にも振り向いてもらえない可能性があります。
なぜなら、今は世の中には多種多様な商品やサービスがあり、ユーザー(※利用者)が商品やサービスを選ぶ選択肢が山のようにあります。そのため、ユーザー(※利用者)は商品やサービスを選ぶことが大変になっており、世の中のすべての人に向けて売られている商品というのは選ばれなくなっています。自分に合った商品やサービスを提供してくれるところがあるのに、万人向けするような商品＝誰でも良いから買ってください！というような商品には、ユーザー(※利用者)はまったく魅力を感じなくなってしまったのです。
可能であれば、「貴方の強み(※商品やサービス)じゃないと私は満足ができない！」というユーザー(※利用者)をターゲットユーザーとして選びましょう。では、どうやってターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)をイメージすれば良いのでしょうか？
まず、自分のターゲットとなりそうなユーザー(※利用者)の特長を書き出してみてください。例えば、男性で年齢は20代後半、独身で一人暮らし、年収は300万円、趣味はお酒といったように、自分がターゲットにしたいユーザー(※利用者)の特徴を、少なくても10個以上は書き出してみましょう。
こうして書き出したユーザー(※利用者)の特徴を元にして、たった一人の「ユーザー像(※貴方の商品やサービスを必要としている人)」を具体的に決めていきます。一人に絞ってイメージをすると、実際に他のユーザー(※利用者)が集まらないと思うかもしれませんが、ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)を一人に絞り込むことで、結果的にそれが他の商品との差別化となり、さまざまなユーザー(※利用者)が集まってきますので安心してください。どうしても、ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)を絞ることができない・又はイメージすることができない場合は、自分の商品やサービスはこういう人に買ってもらいたい・使ってもらいたいというユーザー(※利用者)を思い浮かべて、その人の特徴を書き出してみましょう。
次に自分が決めたターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)に対して、自分が強みとしていることで解決できる、そのユーザー(※利用者)の悩みや不安を書き出すようにしてください。
■ターゲットユーザーを明確にする
①ターゲットユーザー(※あなたの商品やサービスを必要としている人)の抱える悩みや問題を想定する
②ターゲットユーザー(※貴方の商品やサービスを必要としている人)の特徴を書き出す
③「①」と「②」を組み合わせて、一人のユーザー像(※お客さん像)を決定する
「自分の強み」を確認し「それを必要としている人」を想像して、その二つを結び付ける「キーワード」を考える
自分の強みとそれを必要としている人が明確になると、この二つを結び付けてくれるキーワードも自然と明確になってくるようになります。自分が提供するサービスや商品を欲しいと思う人はどんな人なのか？彼ら(彼女ら)はどんなキーワードを検索エンジンに打ち込み、情報を探そうとするのか？商品やサービスの強みとその商品やサービスを必要としている人が明確になった状態であれば、それほど難しい作業でもないと思います。
例えば、インターネット上での販売促進をコンサルするビジネスであれば、自社の強みとしては「ネット上での販売促進」が考えられます。これに対して、こうした強みを必要としているのはどんな人たちなのか、イメージしてみてください。そして、イメージしたその商品やサービスを必要としている人は、あなたの強みを探す際、どんなキーワードを打ち込むでしょうか？「ネットマーケティング」「SEO」「集客」「コンバージョンアップ」「売上げアップ」など、色々思い浮かぶと思います。これがキーワード探しの出発点ともいうべき、最も基本的な作業になります。
もちろん、これでキーワードを探す作業が終了というわけではありません。次からは、この作業で見つかったキーワードを探していきます。まずは、ここで説明した方法で、基本となるキーワードをできるだけ多く探すようにしましょう。
ビジネス(売上げ)につながるキーワードとは？
検索キーワードは、検索している人の気持ちそのものであり、検索エンジンを通してその人の気持ちを知るための唯一の方法です。ただし、検索キーワードにはいろいろな人の気持ちがあります。検索している人の気持ちに応えることができる情報を提供しないと、売上げに結びつくことはありません。とはいえ、片っ端からキーワードを選んでいては、多くの時間とお金がかかってしまいます。そこで大切なのが、「自分のビジネスにつながる検索キーワードを選ぶこと」です。検索キーワードは無限にあるように感じますが、実はビジネスにつながるキーワードの切り口は限定されます。
情報を探してる人が検索エンジンを利用する場合、欲しい情報を得るためにキーワードを入力されますが、この時、欲しい情報と最も関連性が高い語句を「メインキーワード」と呼びます。ルイ・ヴィトンの財布を探している人が検索エンジンを利用する場合、まず確実に「ルイ・ヴィトン」や「財布」という語句が含まれているはずです。これがメインキーワードです。ここでは、検索する人が利用するメインキーワードを探すための「切り口」を説明していきます。なお、メインキーワードと組み合わせて利用するケースが多い「サブキーワード」もありますが、これは後ほど説明します。
商品名(サービス名)に関するキーワード
商品名(サービス名)に関するキーワードは特定の商品名やサービス名を指すキーワードになります。商品名(サービス名)に関するキーワードはその言葉が機能やサービスに直結しており、このキーワードを打ち込む人は探しているもののライバルと検討比較をします。そのため、商品名(サービス名)に関するキーワードの場合は自分が他の人よりも優位性があることをホームページやブログ上できちんと伝えることが成約率を上げることにつながります。
問題や悩みに関するキーワード
問題や悩みに関するキーワードは検索している人自身が今抱えている問題や悩みを指すキーワードになります。例えば、抜け毛や乾燥肌、ダイエット、就職といったキーワードが問題や悩みに関するキーワードになります。このキーワードの背景には検索している人の問題を解決したい！という意志が隠されているのでビジネスに直結しやすいキーワードになります。ただし、問題や悩みに関するキーワードは解決をする商品やサービスを提供できるライバルも多いキーワードになりますので、激戦キーワードになります。
問題や悩みに関するキーワードの例
「抜け毛治療」「就職 海外」「1ヶ月ダイエット」
業界用語に関するキーワード
業界用語に関するキーワードは特定の業界にいる人しかわからないキーワードになります。この検索キーワードを打ち込む人はその業界に属している人かその業界の商品やサービスを必要としている人になるので、ホームページやブログの内容も業界の内容に精通したものにすることで成約率を上げることができるでしょう。
業界用語に関するキーワードの例
・特定のアイドルグループの中で好きなメンバーのことを指す「推しメン」
・体脂肪のうち、皮膚の内側につく脂肪のことを指す「皮下脂肪」
・2ちゃんねる等の掲示板で男性が女性のフリをして書き込む「ネカマ」
イベントに関するキーワード
イベントに関するキーワードは特定の時期にイベントなどが開催されるキーワードのことを指します。キーワードでは特定の時期が固定されているホワイトデーやクリスマス、父の日や母の日といったキーワードと、特定の時期が固定されていない誕生日や結婚記念日といったキーワードがあります。前者の場合は特定の時期に向けて全国共通で一斉にキーワードの検索数が伸びる傾向にあります。後者の場合は検索している人ごとにイベントの日は決まっていますが、年間を通して需要のあるキーワードになります。
イベントに関するキーワードの例
「バレンタインチョコ」「ホワイトデーお返し」「誕生日ケーキ」
トレンドキーワード
トレンドキーワードは予測しづらいキーワードになります。テレビなどで取り上げられることによって爆発的に検索数が伸びます。ただし、流行もののキーワードなので一時期検索数が伸びてもすぐに検索数が減少します。一時期、ビリーズブートキャンプという商品が流行りましたが、現在も新商品が出ているにも関わらず検索数は流行った時期に比べると圧倒的に落ちています。ただし、一度流行ったキーワードは再流行したり、一般のキーワードとして定着する場合もあります。
トレンドキーワードの例
「ビリーズブートキャンプ」「たまごっち」「アナ雪」「あまちゃん」「街コン」
固有名詞に関するキーワード
固有名詞に関するキーワードは特定のブランドや有名人、企業名を指すキーワードになります。固有名詞に関するキーワードは代替のきかない特定のものを指すキーワードなので成約率が一番高いキーワードになります。検索をしている人はそのブランドや有名人、企業名を知っていて打ち込んでいるわけですから、何かしらの需要があると考えることができるからです。
固有名詞に関するキーワードの例
「グッチ」「アマゾン」「Google」
類義語キーワード
類義語キーワードはある有名なキーワードと似たような意味を持つキーワードになります。例えばダイエットの類義語は食事制限や減量になります。類義語は問題や悩みに関するキーワードや商品名やサービス名に関するキーワードのようにライバルが多いものの、成約率が高そうなキーワードに参入するときに使うことでライバルがいないキーワードにもなりえます。
類義語キーワードの例
「痩せる」→「食事制限」、「脱毛」→「ムダ毛処理」、「抜け毛」→「薄毛」
省略されたキーワード
省略されたキーワードは特定のキーワードの言葉を短くしたキーワードのことを指します。例えば、ワンピースというキーワードはワンピと省略されて使われることがあります。省略されたキーワードは世代によって変わるので自分が行うビジネス、提供する商品やサービスを指すキーワードで省略したキーワードがないかなどをチェックして、キーワードに組み入れるようにしましょう。
省略されたキーワードの例
「スマートフォン」→「スマホ」、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」→「もしドラ」
メインキーワードを具体化する「サブキーワード」
検索キーワードの中には、単体では使われることがあまりなく、他のキーワードと一緒に使われることで意味を持つキーワードもあります。このようなキーワードを「サブキーワード」と言います。お宝キーワードがたくさん眠っているスモールキーワードは、サブキーワードが複数使われています。サブキーワードが使われることで、キーワードから検索した人がどんなことで困っているのかが、具体的にわかるようになります。
例えば、「アルバイト」よりも「短期アルバイト」のほうが、検索した人がどういうアルバイトをしたいのかがより具体的になります。キーワードを選んだ時にライバルが多い場合などは、サブキーワードを足してキーワードをより具体化するようにしましょう。
エリア別キーワード
エリア別キーワードは市区町村、町名などの地名関連のキーワードになります。市区町村の名称などを複合キーワードを組み合わせると、検索している人が必要としている情報を地域限定に絞り込むことができるため、実店舗で提供されている商品やサービスを探す際には必ず利用されると言っていい重要なキーワードです。
また、エリア別キーワードでは地元特有の呼び名などもあります。例えば、梅田という地域がありますがこれは大阪にあります。地元の人たちは「梅田で待ち合わせしよう」と言いますが、地元以外の人には梅田＝大阪という意識にはならない場合もあるため通じにくいでしょう。全国的に店舗を出しているビジネスをやっていてキーワードを選ぶ場合は、地元特有の地名の呼び方がないかどうかをチェックし、それをキーワードに取り入れましょう。
エリア別キーワードの例
「北海道 学校」「浅草 駄菓子屋」「神戸市 ネイルサロン」
■サブキーワードの特徴
時間別キーワード
時間別キーワードは何かしらの行動に対して期限を設けているキーワードになります。例えば短期ダイエットといった早くしたいけれども明確な時間が決まっていないタイプと、一ヶ月ダイエットといった感じで明確に期限を決めているキーワードにわかれます。前者の場合は早く痩せたいとは思ってはいるけどそこに明確な理由は存在しない場合がありますので、手軽さや簡単さであることを訴求すると良いかもしれません。また、後者の場合は期限内にしなければいけない明確な理由があるので、その期限内に達成するための具体的な方法を伝えると良いでしょう。
時間別キーワードの例
「三ヶ月 英会話」「一ヶ月で腹筋を割る方法」「アルバイト 短期」「短期 留学」
アクション別キーワード
アクション別キーワードは、検索している人が何かしらの行動を起こすことが前提になっているキーワードです。「予約」「購入」「治療」といったキーワードが上げられます。アクション別キーワードは、検索している人が何かしらの行動を起こすことを前提として検索されているため、ビジネスでも売上げにつながりやすいキーワードです。
アクション別キーワードの例
「住宅ローン 見積もり」「税理士 相談」「FX口座 申し込み」
即時性のキーワード
即時性のキーワードは、検索している人が「今すぐ」対応をする必要がある時に検索されるキーワードです。「当日」や「即日」といったキーワードが使われます。即時性のキーワードで検索をする人は、何かしらのトラブルや重要な問題を抱えている可能性が高く、迅速に対応できることをホームページやブログで打ち出せるかが大事になります。
例えば、日帰り出張をする予定だったものの、交通トラブルで日帰りができなくなった場合は、「当日 ビジネスホテル 予約」と検索することが考えられます。このような場合は、空き部屋があることがすぐわかるようにすれば選んで貰えるポイントになるでしょう。
価格に関連するキーワード
価格に関連するキーワードは、商品やサービスの金額に関連するキーワードです。安さを求める場合は「激安」や「格安」をキーワードにして検索します。品質重視であれば「高級」や「オーダーメイド」、比較検討をしたい場合は「値段」や「価格」で検索する傾向にあります。価格に関連するキーワードの場合は、「激安」や「高級」と打ち込んだとしても、値段の基準は検索している人の主観的な価格の基準と競合他者が設定している市場の価格で判断をされます。そのため、価格に関連するキーワードは自分の基準で値段を判断しないように気をつけましょう。
価格に関連するキーワードの例
「激安 ブランド品」「海外 格安 航空券」「格安 スーツ」
願望別キーワード
願望別キーワードは、検索している人自身が今の自分よりも良くなりたい願望を表すキーワードです。「かっこいい」「かわいい」「安全」といったキーワードが上げられます。願望別キーワードは、「かっこいい服」や「きれいに痩せる」といったキーワードで検索される場合がありますが、検索している人の気持ちとしては、「願望がある＝検索している人自身がコンプレックスを抱えている」と考えられます。ホームページやブログのコンテンツでは、検索している人のコンプレックスを解決できる方法を明確に伝えるようにしましょう。
願望別キーワードの例
「かっこいい 髪型」「素敵なワンピース」「お洒落 レストラン」
情報別キーワード
情報別キーワードは、検索している人が自分で何かをしたり、行動を起こすための事前情報を集めるキーワードです。例えば、「方法」「作り方」「口コミ」といったキーワードが上げられます。検索している人自身が何かをしたり、真偽を確かめるために情報を集めていることが多いので、あまり購入などには結びつきにくいキーワードです。そのため、情報別キーワードは、購入を増やすよりも、ホームページやブログへの集客数増加のために使うキーワードとして扱いましょう。
情報別キーワードの例
「カレーライス レシピ」「iPhone 使い方」「履歴書 書き方」
無料で使えるYahoo!プロモーション広告の「キーワードアドバイスツール」やGoogle AdWordsの「キーワードプランナー」を使ってキーワードを集める
キーワードの集め方として一番ポピュラーなのが、Yahoo!プロモーション広告の「キーワードアドバイスツール」やGoogle AdWordsの「キーワードプランナー」を使う方法です。これらはYahoo!JAPANやGoogleが提供しているツールで、それぞれの検索エンジンが、毎月検索されている検索キーワードの検索回数を抽出してくれます。
特定のキーワードを打ち込むと、そのキーワードに関連するキーワードが複数個出てきます。実際に検索されている回数がわかるので、自分が選んだキーワードの市場の大きさを調べることができます。また、キーワードが思い浮かばない場合は、自分のホームページやブログのアドレスか、競合他者のホームページやブログのアドレスを入れることで、入力したホームページやブログに関連がありそうなキーワードも抽出してくれます。
■Yahoo!プロモーション広告の「キーワードアドバイスツール」
Yahoo!JAPANが提供しているキーワードアドバイスツールです。Yahoo!プロモーション広告の利用者向けに提供されているサービスですが、「Yahoo!JAPANビジネスID」を取得していれば無料で利用できます。
■キーワード候補を抽出する
テキストボックスにキーワードを入力し、「キーワードを抽出」をクリックすると、関連性のあるキーワードを一覧で表示してくれます。
■Google Adwordsの「キーワードプランナー」
Googleが提供しているキーワードアドバイスツールです。Googleアドワーズの利用者向けに提供されているサービスですが、Googleアカウントを取得すれば誰でも無料で利用が可能。ただし、Googleアドワーズと連携するには、実際に広告出稿(入金)をする必要があります。
■キーワード候補を抽出する
「クレジットカード」と入力し「候補を取得」をクリックすると、クレジットカードに関連するキーワードが関連性の高い順に表示される。
これらのキーワードアドバイスツールを使って、まず自分のホームページやブログに関連がありそうなキーワードを、ざっくりとで構わないので探してみましょう。はじめからスモールキーワードを探そうとすると視野が狭くなってしまい、お宝キーワードを逃してしまう場合があります。
各キーワードアドバイスツールは月間平均検索回数がわかり、無料で使えるので、競合他者も同じように使っているでしょう。そうすると、自分が選んだキーワードと競合他者の選んだキーワードが、かぶってしまう可能性もあります。それにキーワードアドバイスツールでは、月間平均検索回数が少ないキーワードは表示がされない場合もあります。各キーワードアドバイスツールはあくまで、はじめの時点での大まかなキーワード集めのツールとして使うようにしましょう。
各キーワードアドバイスツールは無料で使用することができます。現在は、Yahoo!JAPANとGoogleどちらのキーワードアドバイスツールも、リスティング広告のアカウントを契約する必要があります。契約が必要といっても、アカウントを開設するだけでよく、開設には一切費用もかかりません。
関連キーワードを調べてみる
関連キーワードとは、Yahoo!やGoogleの検索結果の画面で、検索窓の近くに表示されるキーワードのことを指します。検索した人が打ち込んだキーワードに関連性のあるキーワードを表示させることで、検索している人が再検索しやすいようにしています。
また、検索窓にキーワードを打ち込んでいる途中で、打ち込んだキーワードと関連したキーワードが複数表示される入力補助機能もあります。これによって、検索している人は検索キーワードを全部打ち込む必要性がなく、キーワードの誤入力も防ぐことができるようになっています。
■検索語句に関連したキーワードが表示される
検索結果と一緒に、再検索しやすいために関連キーワードが表示されます。クリックすると、クリックしたキーワードで検索した結果と同じ画面が表示されます。
■検索エンジンの入力補助機能
Yahoo!でもGoogleでも、検索のためにキーワードを入力する途中でキーワードの候補が表示されます。長いキーワードを打ち込む場合や、スマートフォンなどから検索を行う場合には便利です。当然ながら、自分の情報・商品やサービスを必要としている人もこうした機能を利用しているので、ここで表示される候補キーワードはとても重要です。
どちらの機能も、検索エンジンが過去の検索データから割り出して検索されやすいキーワードを選んで表示しています。この機能は常時更新されているため、表示されるキーワードも常に変わります。自分の情報・商品やサービスを必要としている人が検索していると考えたキーワードを打ち込んでみて、その時に表示されるキーワードを集めることでキーワードの広がりを作ることができます。
ただ、関連キーワードや入力補助機能のキーワードを一つ一つ集めることは大変なので、簡単に関連検索のキーワードを集めることができるツールを紹介します。それは「goodkeyword」というツールです。検索窓にキーワードを入力することで、Yahoo!とGoogleで表示される関連キーワードをどちらも集めることができます。
■goodkeyword(http://goodkeyword.net/)
キーワードを入力して「検索」をクリックすると、入力したキーワードと関連性のあるキーワードを表示してくれます。トップページで「マルチ」を選択すると、検索エンジン以外に、楽天市場やウィキペディア、NAVERなどで検索されている関連語句も表示できますが、まずは「Google/Bingサジェスト」で検索するのが基本です。ちなみに、BingとはMicrosoft社が提供する検索エンジンのことです。
■goodkeywordからキーワードを抽出する
Goodkeywordに「クレジットカード」と入力した結果、Google(Yahoo!JAPANを含む)から110件、Bingから64件の関連キーワードが表示されました。これらのキーワードは、画面右側のテキストボックスにも表示され、テキストとしてもコピーできます。
Q&Aサイトからキーワードを集める
各キーワードアドバイスツールや関連キーワードのツールを利用すると、たくさんのキーワードを一瞬で見つけることができる反面、競合他者も使うことがあるので、自分が上位に表示させたいキーワードとかぶる可能性があります。
競合他者とキーワードがかぶらないようにするためにも、インターネット利用者の名の声を取り入れてキーワードのバリエーションを増やすようにしましょう。その方法として、一番手軽に調べられるのが、『Q&Aサイト』と呼ばれるインターネットの利用者同士が質問したり、回答し合えるサービスです。
Q&Aサイトの代表的なものとしては「Yahoo!知恵袋」や「教えて！goo」、「OKwave」などがあります。Q&Aサイトでキーワードを見つけ出すには、それぞれのQ&Aサイトにある過去の質問や回答を検索できる検索窓を利用します。この検索窓に各キーワードアドバイスツールで見つけたキーワードを打ち込んで検索します。検索結果には、検索キーワードに関連した過去の質問や回答が表示されます。
この時に注目してもらいたいのが、質問のタイトルです。質問者が回答をもらうためにつけているタイトルは、そのまま検索キーワードとして使うことができます。例えば、「筋トレ」というキーワードで検索をすれば、質問者は次のようなタイトルで質問をしています。「効果的な筋トレ方法はありますか？」、「下半身の筋トレについて」、「短期間で腹筋を割ることができる筋トレ」というように、かなり具体的な質問タイトルが見つかります。このような質問タイトルを、そのまま検索キーワードのタイトルとして使って上位に表示させることができれば、売上げに繋がりやすくなるでしょう。
どんな情報を提供すればいいかは、質問の内容を見ればすぐにわかります。また、その質問に対してどんな回答がされていて、質問者はどの回答に高い評価をつけているかを調べれば、自分のホームページやブログで何を書けばいいのかもすぐにわかります。
■Yahoo!知恵袋 (http://chiebukuro.yahoo.co.jp/)
国内最大級のQ&Aサイト。国内のありとあらゆる悩みが投稿され、それに対する千差万別な回答が無料で閲覧できます。意外なキーワードも見つけやすい。
■教えて！goo (http://oshiete.goo.ne.jp/)
検索しても出てこないような、疑問を解決するために多くの人が利用しています。質問や回答に含まれているキーワードを入念にチェックしましょう。
■OKWave (http://okwave.jp/)
質問に対して多数のユーザーが回答を寄せるスタイルは、「Yahoo!知恵袋」や「教えて！goo」と同じ。
インターネット以外の場所でキーワードを集める
各キーワードアドバイスツールやQ&Aサイトでキーワードを一通り集めたら、インターネット以外にも視野を広げてキーワードを集めてみましょう。インターネットなら、すぐにキーワードを集められるので、ついついインターネット上だけでキーワードを集めてしまう傾向があります。ですが、他の人を出し抜いてお宝キーワードを発掘するためには、インターネット以外にも目を向けることはとても大切です。
特にテレビや雑誌、専門書などに載っているキーワードは、意外と見落としがちなキーワードです。テレビであれば、インターネットと連動して「○○で検索」といったCMもよく流れているのを目にします。テレビの影響というのは非常に大きくて、テレビで一度、認知されると一気に検索回数が伸びる傾向にあります。
テレビや雑誌が先行して、ブームを作り出すのはよくあることです。インターネットはテレビや雑誌で話題になったことを増幅させますので、大きく話題になったものだけではなく、これから話題になりそうなキーワードを先に取り入れることで、他の人より先に抜きん出るようにしましょう。
また、テレビや雑誌だけでなく、電車の中吊り広告や駅前に掲載されている広告などからも、キーワードを取り入れてみましょう。街中にある広告媒体は、一瞬で人の目に焼きつけるように作られています。たくさんの情報量を載せても人の記憶には残らないので、インパクトのあるキーワードを使うことが多いです。自分のホームページやブログでも使えそうなキーワードは、積極的に使うようにしていきましょう。
テレビや雑誌、その他の街中の広告媒体から、どのような番組構成や記事構成をしているのかを考察して、自分のホームページやブログに取り入れることで、自分の情報・商品やサービスを必要としている人に好かれるホームページの構成になり、売上げが伸びやすくなります。特にホームページやブログのキャッチコピーは、雑誌のコピーを真似ると良いでしょう。
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